人は「成功したら幸せになる」のではなく、「幸せだから成功する」だった!
ポジティブ心理学におけるコペルニクス的発見と言われるのが、この「幸福優位性(ハピネス・アドバンテージ)」の発見です。
人は幸せだから成功する
「成功したら幸せになれる」
「結婚したら幸せになれる」
「たくさん勉強して、いい学校に入って、いい会社に入ったら幸せになれる」
このように言われて育った人はたくさんいると思われますが、ポジティブ心理学は、この順序がぎゃくであることを明らかにしました。
「成功したら幸せになれる」のではなく、「幸せだから成功する」だったのでした。「幸せであること」が「アドバンテージ(優位性)」となり、様々な良いことが付随してくるのです。
これは「幸福優位性(ハピネス・アドバンテージ)」と呼ばれ、この考え方を多くの企業や教育の現場が取り入れ実践しています。
「●●でなければ幸せになれない」というのは誤った思い込みです。幸せは、パートナーやお金、社会的地位などの条件を揃えることで得られるものではありません。
幸せだとこうなる!幸福優位性の例
- クリエイティブになる
- 手際が良くなる
- 複数の仕事を同時にこなせる
- 忍耐力が上がる
- 細部に気を遣えるようになる
- 社交的になる
- 思いやりが増す
- 免疫強化
- 健康状態が良くなる
- 寿命が延びる
ここに挙げたのはほんの一例で、今も続々と発見が続いています。