成長途上のページです。
今度追加していきます。
「幸福」や「幸せ」は、気分や感情の美味ような変化を含む、幅広い意味を持つ言葉です。
そのため、辞書や辞典類に項目はあっても、すべてを完全に表現しきっているような、唯一の定義はないと言っていいでしょう。
「本当の幸せとは何か」という議論は、古代ギリシアのアリストテレス(前384-前322)まで遡ります。詳しくは『ニコマコス倫理学』でどうぞ。
エド・ディーナーさんたちの定義
アメリカにおける幸福研究の権威であるエド・ディーナーさんを含む幸福研究の第一人者の方々による論文から。
生活に満足し、喜びを感じることが多く、悲しみや怒りといった嫌な感情をあまり感じないならば、その人の幸福度は高い。逆に、生活に不満があり、喜びや愛情をほとんど感じず、怒りや不安のような嫌な感情を抱くことが多いならば、その人の幸福度は低い。
ソニア・リュボミアスキーさんの定義
持続する幸福の研究者で心理学者のソニア・リュボミアスキーさんは以下のように言っています。
私は「幸福」という言葉を、「喜びや満足をもたらす経験と、充実して生きがいがあり、価値のある人生だと感じることを合わせた状態」として用います。
ソニア・リュボミアスキー『幸せがずっと続く12の行動習慣』日本実業出版社、2014年