幸せだから成功する。成功するから幸せになるのではない。
幸福学研究、幸せになる技術を広めるこのサイトの、最初の記事をこの言葉で始めたいと思います。
多くの人が、「何かに成功すること」が幸せになるために必要なことだと考えています。
- 一流大学に合格したら幸せになれる
- 上場企業に就職できたら幸せになれる
- 出世したら幸せになれる
- お金持ちになったら幸せになれる
- 美人と結婚したら幸せになれる
- 高収入の人と結婚したら幸せになれる
- 子供が生まれたら幸せになれる
- 子供が東大に入ったら幸せになれる
- 子供が一流企業に就職したら幸せになれる
頑張ってこれらのことを成し遂げ成功したら幸せになれる、と考えて努力します。
しかし最近の心理学や脳科学分野での研究により、この順序が逆であることが判明しました。色々なことを我慢して頑張って努力した結果幸せになるのではなく、幸せが原動力となって努力が継続的になされ、頑張ることを楽しむから成果が出るということが、証明されたのです。
嫌だ、つまらない、こんなことしたくないけど目標のためには我慢しなきゃ、と思いながら仕事や勉強をすることは、成功する可能性を低めてしまいます。せっかく努力しても思うような成果は上がらず、幸せの芽は伸びずに終わってしまうかもしれません。
逆に、脳を幸福感で満たして前向きな気分で仕事に取り組むと、創造性や生産性は増します。人間の脳は、普通の気分やネガティブな気分の時ではなく、ポジティブな気分の時に最も良く働くようにできているのです。
ではどのような時に、私たちはポジティブな気分になるでしょうか。私たちの脳が幸せを感じるのは、どのような時でしょうか。日々幸福を感じながら生きていくには、どうしたらいいのでしょうか。
それには、技術が必要でます。
幸福になるには、ちょっとした技が要るのです。
幸福になるための技術を、これからみなさんにお伝えします。