1970年代以降、多くの心理学者や経済学者が、幸福を測定するという試みを行ってきました。そうした研究の中で、個人が自分の幸福度を測るツールが生み出されてきます。
この記事では、個人的に幸福度を測定する方法やツールをご紹介します。
自分の幸福度アップに取り組み始める前に一度測定しておいて、3か月後、半年後、1年後の結果と比べてみるのもいいかもしれません。
目次
自分の幸福度を測る
この記事は成長途上です。
今後、新たなツールや和訳を追加していきます。
幸福・幸せの研究においては、多くの人の回答を統計処理して平均値や他の指標との相関を求めるなどして、新たな事実を得たり、知見を深めたりしていきます。
一日の中の特定の時間(仕事中、子供と遊んでいるとき、掃除をしているとき、友人と共に過ごしているときなど)に、どのように感じているかを質問する方法もありますが、実証研究の多くは、どのくらい幸福か、どのくらい生活に満足しているかを尋ねた調査に基づいています。
そうした研究の中から、個人が自分の幸福度を測るのにも使えるツールが開発されたりもしています。
幸福度を測るツールとしてメジャーなもの、著名なものを以下にご紹介します。
エド・ディーナー「人生満足尺度」
米国における幸福学の権威であるエド・ディーナーさんのチームが開発した人生満足度(SWLS: Satisfaction with Life Scale)。
幸福を測る研究では広く使われています。
Satisfaction with Life Scale (SWLS)|エド・ディーナーさんの公式サイト
なんと!日本語版(Wordファイル)がダウンロードできます。
エド・ディーナーさんは2008年までイリノイ大学の教授でした。イリノイ大学のサイト内にもSWLSの情報はこの記事執筆時点では掲載されています。
ソニア・リュボミアスキー「幸福度スケール」
Subjective Happiness Scale (SHS)
「持続する幸福」を研究している心理学者ソニア・リュボミアスキー氏が開発したもの。ポジティブ心理学の研究者としては著名な人です。
英語版しかありませんが、そんなに難しくもないので、中学校英語レベルで理解可能かと思います。
英語が苦手な方は、Google翻訳でトライ!
やや不自然ですが・・。
オックスフォードブルックス大学心理学部「オックスフォード幸福度調査」
オックスフォードブルックス大学心理学部のオックスフォード幸福プロジェクト(The Oxford Happiness Project)の許可を得て作られている、オンライン上のツール。
http://www.happiness-survey.com/
英語版ですが、Google翻訳が使えます。