ハピネススタディで幸せになろう!幸福学の研究成果に基づき、幸せになるために必要な技術を集めています。

幸福・幸せ研究室

幸せになる技術

幸福になる技術 ―何かを楽しみにする

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何かを楽しみにして幸福度を上げる、のイメージ画像

過去の出来事を悔んだり、将来を悲観しながら生きるより、日々何かを楽しみにしながら過ごすことで、幸福度が上がります。

幸せに生きる多くの人たちに共通に見られる「何かを楽しみにする」ことについて解説します。

何かを楽しみにすることで起きる脳内の変化

旅は行く前の準備や計画している間が一番楽しいとしばしば言われるように、何らかの行動・活動の最も楽しいときは、それを楽しみにして過ごす時間です。

午後のおやつでも、週末の映画鑑賞でも、来月会う友人とのランチでも、半年後の休暇の予定でも、来年のイベント参加でも、何でもいいので何かをスケジュールに書き込みましょう。

10年後、20年後の予定でも、生きている間にやりたいことでもOK。

気持ちが塞ぐときには、その予定のことを考えましょう。

将来の何かを楽しみに期待することで、実際にそれをするときと同じくらいに、脳の快楽中枢が活性化して幸福感が高まります。

「笑い体験」を期待するだけでエンドルフィンが増加

ロマリンダ大学のLee Berk氏が2006年にAmerican Physiological Societyで発表した研究によると、「大好きな面白い映画を見て笑うこと」を想像しただけで、脳内のエンドルフィンのレベルが27%、成長ホルモンが87%も上昇したそうです。

Lee Berk氏のWebサイトはこちら⇒

American Physiological Societyはこちら⇒

Lee Berk氏は長年笑いの研究を行っており、この研究も「笑うこと」の効果を明らかにする研究の一環として行われましたが、何かを楽しみにすること、期待することの効果を示す研究の一つでもあります。

幸福感を上げる「エンドルフィン」とは

βエンドルフィンは、脳内で働く神経伝達物質の一種です。

「エンドルフィン」とは「体内で分泌されるモルヒネ」を意味していますが、その鎮痛効果はなんと、モルヒネの数倍。

鎮痛効果の他、気分の高揚・幸福感が得られるといった作用があるため、「脳内麻薬」とも呼ばれます。

「ランナーズ・ハイ」にもβ-エンドルフィンが関わっています。

心肺能力を高める運動をすると、脳内でエンドルフィンが放出され、高揚感や満足感が高まることが知られています。ストレスを緩和するために起きる現象と考えられています。

参考:厚生労働省 e-ヘルスネット|β-エンドルフィン(べーた-えんどるふぃん)

エンドルフィンを増加させる「楽しみにする」

走ればエンドルフィンが出る。

と言われても、ジョギングを習慣にするのは少しハードルが高いと感じる人は多いかもしれません。

もっと手軽にエンドルフィンを出して気分を上げる方法があります。

それは、好きなこと、したいことをすること。
「好きなものを食べる」もその一つ。

そして、それらを「楽しみにする」ことが大切です。

「明日はこの●●を着よう」
「今日家に帰ったら●●をしよう」
「今週末は●●を食べよう」
「今年の夏季休暇には●●へ行こう」

このように、何かを楽しみにしている間は、楽しみなことをしている最中とおなじくらいに快楽中枢が刺激され、エンドルフィンが分泌されます。

「ハピネスブースター」を日常に取り入れる

「ハピネス・ブースター」とは

生きていれば誰にでも、辛い時期や、幸せを感じられない日はあります。

念願の職業に就いたとしても、あまり面白くない仕事を任されることもあるでしょう。好きな人と結婚しても、週末ごとのケンカにうんざりする時期が続くかもしれません。

でもそういう時期だからといって不幸せに過ごさなければならないわけではありません。

100%エネルギッシュとまでいかなくても、1つ2つのささやかな楽しみや幸せな活動が、生活全体に大きな影響を及ぼすことがあります。

このようなちょっとした、しかし確実に大きな変化をもたらす活動が、タル・ベン=シャハーの提唱する「ハピネス・ブースター(幸福感増幅行動)」です。

2種類のハピネス・ブースター

タル・ベン=シャハーは、ハピネス・ブースターには2種類あると言います。

1つは「いつものハピネス・ブースター」、
2つ目は「お試しハピネス・ブースター」です。

「いつものハピネス・ブースター」は日々の生活に彩りを添えて幸福度を上げてくれるものです。例えば、

朝、お気に入りの音楽で目を覚ます
おやつの時間に大好きなお菓子を食べる
週に一度、落語を聞きに行く

など。

「お試しハピネス・ブースター」は、今までやったことはないけれど、ずっとやってみたいと思っていたことをやってみるものです。これはもしかしたら人生を変えるかもしれません。

例えば、ヨガに興味がありつつ、時間がないと思っていたけれど、思い切って時間をとって体験レッスンに行ってみる、といったものです。

「ハピネス・ブースター」を習慣化する
楽しいことをするなら計画的に

以下2種類のハピネス・ブースターを書き出して、ハピネス・ブースターのリストを作り、毎日何らかのハピネス・ブースターを予定に組み込むことを習慣にしましょう。

・毎日、毎週、毎月行う「いつものハピネス・ブースター」
・今までやったことがないけれど、やってみたいと思う「お試しハピネス・ブースター」

いつものハピネス・ブースターは手帳に書き込み、毎日それをすることを楽しみにすることで、より幸福感を味わえます。

お試しハピネス・ブースターは、毎日でなくてもOK。

旅先で気球に乗る、ボイストレーニングの体験レッスンに行くなど、やってみたいことを書きだしておいて、できることから1つ1つスケジュールに組み込んでいきましょう。

参考

ハーバードの人生を変える授業 (だいわ文庫) [ タル・ベン・シャハー ]

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